日本人だけが知っているお金の原理②
日本人だけが知っているお金の原理① - 物理で紐解く心のしくみ塾 “天子屋” 文字だけで描く幾何学アート“文字曼荼羅アーティスト”天野武志ブログ
の続きです。
「お金はエネルギーなのか?」を考えるために、まずは「エネルギーってそもそも何?」ということを書きました。
エネルギーとはつまり、ものを動かす(=変位させる)元になるものです。
言い換えれば元気のことですね。
あ、だから“元”気って言うんですね。きっと笑
無限ループのエネルギー
さて、
この図を思い出してください。
元々100あったエネルギーが50に減りました。
エネルギーが減った、つまり、50分のエネルギーがどっかに行ったわけです。
このどっかに行ったエネルギー(黄色のe)は、また違う何か(だれか)のエネルギーに変わります。
このようにエネルギーが順々に伝わっていきます。この時べつに50受け取ったからといって次も50出るかといったらそうでもなくて、30だったりあるいは70くらい出て行ったり、、、
でも、全体の総和は常に一定になるようにエネルギーが循環します。
エネルギーを与えて(下がって)、受け取って、エネルギーが高くなって、また与えて、受け取って…………
無限ループです。
お金の無限ループ
次に世の中のお金の様子を見てみましょう。
AさんはBさんから商品やサービスを購入します。
Aさんの所持金は¥100から¥50に減り、Bさんの所持金は¥50から¥100円に増えました。
当たり前体操です。
誰かの支出は誰かの収入…
世間ではこの当たり前体操が延々と繰り返されているんですね。
ところで、こんな言葉は聞いた事はありますか?
「人は物を買うのではない。気持ちの変化を買うのだ」
マーケティングなどビジネスに関する勉強をした事がある人はだいたい知っているんだと思いますが、
人はその「物(サービス)」が必要だから買うのではなく、現状と期待(その人が満たしたい本当の欲求)とのギャップを埋めるために買うということです。
今、現状として望んでいる状態、
例えば、「パンケーキが食べたい」という状態。
これは単に食欲を満たしたいのではなく、パンケーキという、なんとなくオシャレっぽく、インスタ映えしそうな写真で、
「わーおいしそー」「すごーい」とかコメントもらって、承認欲求を満たしたい状態だったりするわけです。
その期待値を満たしてくれる可能性にお金を払います。
(また、現状とその期待値とのギャップが大きいほど支払う金額も大きくなる傾向がありそうです)
お金を払うと欲求は下がる
こんなこと体験した事はありませんか?
あ〜お腹減ったな〜と思ってコンビニに立ち寄り、ジュースとパンを選んでレジへ。。
店員さん「¥320で〜す」
自分「はい。(といってちょうどお金を支払う)」
自分「ありがとう😊」
といって、スタスタと出口へ向かい店を出ようとする。
店員さん「あ、お客さん!商品!忘れてますよ!」
自分「あ!ホントや!すみません…笑」
的な体験。
お金を払ったら満足しちゃう経験。
これ、払う金額が大きければ大きいほどこういうことは起こりやすいと思います。
例えば、ブランド物やブランド物やブランド物。笑
買って満足してほとんど使わずそのままにしちゃっている人よくいますよね。
あるいは何十万円や百万円単位の高額セミナーに出るだけで何も行動に繋がらない人。
(自己啓発系のそういうセミナーに出た9割くらいの人がそうじゃないかな?笑)
出る前には、「このセミナーを受けたら自分も変われるんじゃないか?」「これで自分も儲けられるビジネスができるようになるんじゃないか?」と、凄まじい期待値を持っているんですが、
セミナーに参加した後は一気にモチベーションは下がる一方で、結局元の木阿弥…
この様な高額セミナーの共通点の一つは「料金先払い」です。
僕はこれがジプシーを作る大きな要因の一つのだと考えています。
先の例えでもあったように、人はお金を支払った時点で欲求がある程度満たされてしまいます。すると高揚していた感情はそこから一気に下がり始めるんです。
波動を上げたい人が気をつける「3つのこと」 - 物理で紐解く心のしくみ塾 “天子屋” 文字だけで描く幾何学アート“文字曼荼羅アーティスト”天野武志ブログ
こちらの記事にも書きましたが感情が大きく動いている時、つまり波動が高い時=元気がある時は、エネルギーが高い状態です。
そしてお金を払った時点で、満足し、感情の波動は一気に下がります。
この図の右側の状態に変位します。
感情が変位する(=波動が変位する)。
思い出してください。(いや、この記事の冒頭をもう一度読み直してください。いや、面倒だと思うのでもう一度書きます)
エネルギーとはつまり、ものを動かす(=変位させる)元になるものです。
そうです。もううすうす気づいていたと思いますが、言いたい事は「お金とはエネルギーである」ということです。
↑お金を払うことで感情の変位に相当するエネルギーが放出され、波動は落ち着いていく
払うと祓う
高い欲求は人の心を高揚させます。
正に働くこともあれば負に働くこともあります。
この「欲」のことを仏教のなかでは「煩悩」と言っています。
結局のところ、人は何をするにしてもこの欲求を全てのモチベーションにしているので、どこまでも煩悩がなくなりません。
人を突き動かすエネルギーである以上仕方ありません。
ですが、あまり大きくなり過ぎない方が良いわけです。
他方、キリスト教(おもにカトリック)では、貪欲や強欲は七つの大罪のうちに含まれ、大き過ぎる欲は罪と言われていますね。
そして、日本における神道では罪や穢れを忌み嫌います。
その罪や穢れを持ったまま神社で神様に祈りを捧げる事はできません。
清らかな体と心でお参りしなければいけないわけですが、神社の参拝を順に見てみると実によくできたものなんです。
神社参拝の手順
- 鳥居をくぐる
- 手水舎で体を清める
- お賽銭を入れる
- 鈴を鳴らす
- 二拝二拍手一礼
2番で体を清めるのはまぁわかると思うんですが、3番目になぜお賽銭なのか考えたことありましたか?
別に二礼二拍手一礼の後でも良さそうなものですが、あえてこの順番にあるんです。
これは、今回説明した内容を踏まえて考えるとスッキリわかるんです。
高まった過剰な欲求(=罪・穢れ)をお賽銭でエネルギーとして放出して、その欲求の波動を抑えているんです。
罪・穢れを清めることを祓うと言いますが、体の罪穢れは水で祓い、心の穢れをお賽銭で祓っているわけです。
これで心の状態を鎮め清らかな状態にしているんですね。
日本語で「払う」と「祓う」は両方「はらう」と読みますが、一音一音に意味がある日本語(大和言葉)では、音が同じであるということには意味の繋がりがあります。
「お金をはらうことで穢れをはらう」
穢れを取り除けば残るのは、「清らかな心」です。神道において清らかな心とは、まさに神様に近い状態の心であると捉えています。
神様と同じ=至福です。
知ってか知らずか、日本人は何百年も何千年もの間こうした幸せの方法を守り続けているんです。
これが日本人だけが知っているお金の原理です。
自分が得ようとする心(自利)を抑えて他者に与えようとする心(利他)が幸せになる為の道であることを知っているんです。
なのでこれからは思う存分払って(祓って)くださいね。笑 払って(祓って)払って(祓って)払い(祓い)まくってくださいね笑
どんどん幸せになりますよ✨✨✨
え?何にお金を払えばいいかわからないって?
あなたにぴったりなちょうど良いものがありますよ。
それは私が描いた、こちらの幸福を呼び込む幸せの曼荼羅をぜひお買い求めください✨
お値段は…
…笑
(本当に買いたい人はコメントかメッセージをください笑)