物理で紐解く心のしくみ塾 “天子屋” 文字だけで描く幾何学アート“文字曼荼羅アーティスト”天野武志ブログ

理系出身の曼荼羅アーティスト 天野武志が物理の世界から心や魂の概念を紐解き、その本質を伝えてゆきます。

ちょっとだけ変化をつけて。

『私は、先のことなど考えたことがありません。すぐに来てしまうのですから。』

 

かの天才理論物理学者のアルベルト・アインシュタイン博士の言葉です。

 

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↑うまっ!


先のことを考えすぎて不安になり動けなくなる。これは多くの人が経験していることなんだろうと思います。

 

 

でも、この言葉が表すように、

本当に大切なことは「今」を生きることですよね。

 

っていうか、今しか生きられないんだから。

 

今自分にとって大切なことを大切に生きることしかできない

 

 

 

目標を掲げて、それを追い求めることも大切だが、それにこだわり過ぎて、ストレスになるのならば、目標なんて持たなくてもいい。

 

 

 

アインシュタインがとても大切にしていたのは、

 


好奇心』と『想像力

 


です。


好奇心や想像力は今ここにあって、今ここで動き出そうとしています。

 


今気になること、

どうなっているんだろう?とか

なんでなんだろう?とか

もっとこうしたらうまくいくのかな?とか

 

それはほんのちょっとしたことです。

それを面倒臭がらずに、調べてみたり、試してみたりする。


だいたいこの時代、スマホさえあれば、思いつくことのほとんどは出来たりするもんです。

 

ウィキペディアなんて見ていたら、単語から単語へ。それこそ無限に好奇心が繋がって、気づけば2時間3時間なんてこともよくあります。

 

自分の好きなこととか、やりたいこと、とかをやろうとすると、どうしても理想的な姿や、○年後にはこんな状態に、とかそういうスケールのデカいことを考えてしまいがち。

 

でもそうすると今の自分とのギャップに尻込みしてしまい、めんどくさくなってしまって、今度はやりたいことを考えるのがストレスになってしまう。

 

結局何もしない時間が過ぎて行き、でも、心の中ではずーっと「本当はこうありたい」という気持ちとの葛藤が続く…


何も違うことをせずに変化を期待する

アインシュタインはこれを

狂気の沙汰

と言いました。

 

確かにそうですね。

何か少しでも力を加えなければ、ボールは転がりませんね。

 

何か一つ、小さな一つの変化を起こす。

ほんのちょっとだけの動きの違いをつくる。

 

そうすればきっと、一度動き出したものは動き続きようとする「慣性の法則」に従って動き続けますよ。