物理で紐解く心のしくみ塾 “天子屋” 文字だけで描く幾何学アート“文字曼荼羅アーティスト”天野武志ブログ

理系出身の曼荼羅アーティスト 天野武志が物理の世界から心や魂の概念を紐解き、その本質を伝えてゆきます。

突然ですが、質問です

突然ですが、質問です。

 

 

 

1親孝行って大事よね?

Yes or No

 


2兄弟・姉妹は仲良しがいいでしょ?

Yes or No

 


3仲睦まじい夫婦って素敵でしょ?

Yes or No

 


4友達とは互いに信じ合いたいよね?

Yes or No

 


5慎み深さや奢らない精神は大切でしょ?

Yes or No

 


6広く人を愛せるって素敵じゃない?

Yes or No

 


7学ぶこととか自分の仕事に励むことって素敵じゃない?

Yes or No

 


8知識を養って、自分の才能を切り開きたいですよね?

Yes or No

 


9徳を積んで人格を磨くことももちろん大切でしょ?

Yes or No

 


10進んで世の中のために働ける人は素敵でしょ?

Yes or No

 


11みんなで決めたルールは守るべきでしょ?

Yes or No

 


12もし万が一、みんなが苦しいとか危ない状況になったなら、正義の心、勇気の心を持って助け合うって大切でしょ?

Yes or No

 

 

 

 

この質問内容って、実は中学校?くらいの社会で習った「教育勅語」の内容でした。

気づかれたかたはいましたかね?

 


日本という国の道徳心は、やはり天皇陛下が代々にわたり、こうしたお言葉を示され、率先されてきたからこそだと思うのです。

 


世界最古の国、日本が大切にしてきたものは何か?

 


それは何も難しいことではなく、本当に当たり前のような、ただただ人の良心に基づく思想で、愛の実践であると思います。

 


12の質問にYes!と思えたところやNo!と思ったところ、人それぞれあって当然だと思います。

 


大切なのは、自分の心が何に対してどんな反応を示したのかを知り、それを自分でちゃんと受け入れること、素直に自分の心の声に耳を傾けてみることだと思うのです。

 


大祓詞(おおはらへのことば)には、「今日より始めて罪といふ罪は在らじと」とあるように、

 


日本の神道では、この宇宙は本来、罪や穢れなどは無く、歓喜と感謝の世界であることが説かれています。

 


私たち人も同じで、本来は愛を起点にする喜びと感謝のみが、ただ存在しているのです。

 


それこそが、「良心」であり、道徳心の根本です。

 


恐怖や不安、妬みや恨みなどは、自分自身の中心にある愛(良心)から離れているからこそ生まれ、感じるものです。

 


しかしそれすらも善悪のことではなく、生きる上では必然であり、必要なことです。

 


ただただ、自分という存在、命をそのままに受け入れること、自分以外の存在、命に喜びと感謝を見出していこうとする態度が何よりも大切ではないでしょうか?

 


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教育勅語は、わずか6文315文字ですが、維新創業の途上にあった明治天皇が、ご自身のお言葉で親しく国民に道徳のあり方を語りかけ、ご自身が率先してこの道徳を守り推し進めていく御決意をお示しになられた、ご聖徳の結晶であります。

 


↓以下原文↓

教育ニ関スル勅語

 


朕惟フニ我カ皇祖皇宗国ヲ肇ムルコト宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ

我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ済セルハ此レ我カ国体ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦実ニ此ニ存ス

爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭倹己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ学ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓発シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ広メ世務ヲ開キ常ニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ

是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風を顕彰スルニ足ラン

斯ノ道ハ実ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス

朕爾臣民ト倶ニ拳拳服膺シテ咸其徳ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ

 


明治二十三年十月三十日

御名 御璽

 


引用元:https://www35.atwiki.jp/kolia/sp/pages/443.html