物理で紐解く心のしくみ塾 “天子屋” 文字だけで描く幾何学アート“文字曼荼羅アーティスト”天野武志ブログ

理系出身の曼荼羅アーティスト 天野武志が物理の世界から心や魂の概念を紐解き、その本質を伝えてゆきます。

期待通りの結果を得るための【作用ボタン】

科学とはコミュニケーションである。

 

 

 

科学を英語で訳すと

『science 』(サイエンス)

 

 

 

では、そのscienceの語源を知っていますか?

 

 

 

多くの人はご存知ないかと思います。

 

 

 

 


scienceの語源はラテン語

『scientia』(スキエンティア)です。

 


そしてscientia(スキエンティア)はscio(スキオー=知る)の派生語。

 

 

 

 


つまり、科学とは「知る」という行為に他ならない。

 


知るということ。

 


物の動きや仕組みについて知っていくことを

「物理学」といい、

心の動きや仕組みについて知っていくことを「心理学」という。

 

 

 

 


何か、誰かを知ろうとする時、

教えてもらおう、

相手から何かしてもらおう、

という受け身の態度ではことは進まない。

 

 

 

知ろうとするなら、自分から学ぼうとし、自分から声をかけ、

主体的な態度でなければいけない。

 

 

 

知るとは積極的な姿勢だ。

 

 

 

人と人とのコミュニケーションも、自分から相手を理解しようとしない限り、自分が理解されることはない。

 

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(↑握手してる絵のつもり)

 


これは物理の運動法則の

『作用・反作用の法則』

に似ている。

 

 

 

 


何かしらの力を加わる時、必ずそれとは反対向きに力が働く(反作用する)というやつ。

 

 

 

コップを机に置くと、重力によりコップの重さ分の力が下向きに働き、

同時に机は反対向き(上向き)にコップを押し返す。

 

 

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iPhoneのメモで手書きはまだまだ描きにくい…)

 

 

 

人とのコミュニケーションで起こしがちなのが、「こうしてほしい」という期待を勝手に抱くけど、

 


相手は期待通りのことをしてくれなくてイライラしたりモヤモヤしたりすること。

 

 

 

これは上のコップの絵で言えば、コップを置いてもないのに机からの反作用を期待するということ。

 

 

 

 

 

 

いや、まず、コップ置けよ。

 

 

 

 


ってこと。

 


物理で考えたらめっちゃ単純なことだけど、

人間関係ではなんか複雑に考えがち。

 

 

 

 


で、面白いのが、勝手に「反作用」を期待して、それが裏切られて逆ギレする。

 


その逆ギレが「作用」となり、見事に相手からの『不機嫌』という反作用を受け取ってしまうということ笑

 

 

 

 


やってほしいことは素直に伝えなきゃ伝わらない。

 

そもそも伝えなきゃ伝わらない。

 

 

っていうか、まずは何をどう伝えるかを自分が知らなければいけない。

 

自分とのコミュニケーションが大事。

 

 

自分とコミュニケーションを取るってことは、自分の心を落ち着いて冷静になって見つめてみること。

 

 


と、ここまで書いてきて、僕は自分の素直な気持ちを冷静になって見つめてみましたよ。

 

そしてある事に薄々気づきました。

 


僕はこれを読んでいるあなたにある「反作用」を期待してしまっていました。

 

 

 

 


「すごくわかりやすくて面白かったです!」

 

 

 

的なコメントとかそういうやつです。

 

 

 

 


と同時に、

 

 

 

「難しくてわかりにくい」

 


的なコメント等は期待していないこともわかりました笑

 

 

 

 


そんなわけで、素直に「作用」を加えてみます✨

 

 

 

まだ何も「作用」を加えていませんでしたからね。

 

ここから「作用」

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間違っても

「難しくてわかりにくい」

とかの不要な批判コメントはいりませんからね笑